「α-Gaia」(活性酸素処理装置)でどのようなものが処理できますか?
強固な有機物の細胞壁を分解するコストパフォーマンスの良い方法は今までありませんでした。生ゴミの場合は、油分もC-Cの結合ですので分解します。各種残渣やアオコ、水草処理なども効果的ですが、下記のような利用で新しい展開が可能になるのではないでしょうか。
・バイオマスガス発電での利用:バイオマスガスでの問題はメタン発酵槽の規模が大きいことです。メタン発酵槽投入前にα-Gaiaで1時間ほど処理すれば、投入した時にすぐにメタン菌が有機物を食べられますので、メタン槽の大きさが半分にすることも可能です(同じ大きさなら処理量が倍になる)。
・余剰汚泥処理での利用:下水・排水処理で発生する余剰汚泥は世界的な問題ですが、脱水する前の汚泥を活性酸素処理することで、脱水後の汚泥量を1/3にすることも可能です。含水率の少ない余剰汚泥は焼却発電の燃料にすることが可能になります。
・いろいろな有機物細胞壁分解利用:特殊な植物等を乾燥させたり、細胞質内の物質を抽出したりする場合に、今までに有効な分解方法はありませんでした。活性酸素利用で、今までの処理時間を大幅に短縮させることが可能です。