日本の排水規制

 


 日本では水質汚濁防止法、水質汚濁防止法施行令、排水基準を定める省令等を国が決めており、また各都道府県では条例で、国より厳しい排水基準を定めているところもあります。(例えば、滋賀県では日本でただ一つ排水のアンチモン規制がある)

 更に、水質汚濁防止法に基づく排水基準(濃度基準)のみの規制では、COD(化学的酸素要求量)等の環境基準達成が困難な、 人口・産業が集中する広域的な閉鎖性海域を対象として、水質総量規制をしています。すなわち排水基準(COD,窒素、リン)×1日の排水量で、湾内等に流れ込む汚染物質の量を減らそうというものです。

 このように世界の排水基準は年々厳しくなっており、今までの処理設備では基準に達しなくなる恐れが出てきます。WEF技術開発㈱では新しい処理技術の開発を続け、今までの設備に付加することで処理基準を達成することが出来る、コスト面も考慮した装置等を販売しています。