ZEROSONIC処理で有機物を分解

▼こんな事を解決できます

ZEROSONIC分解処理例

ZEROSONIC処理の実例


1)難燃剤


2) 納豆


 3)  CFRP炭素繊維樹脂


4) ウレタン


5) 食品工場残渣


6) 蒸着アルミ


7) 医療廃棄物


その他の事例


賞味期限切れ弁当

乳製品

長靴・木材

ポリタン

梅干しの種

玉ねぎ等・野菜

カセットデッキ

タイヤ


活性酸素による有機物分解のメカニズム


有機物は基本的に炭素の結合を中心に成り立っている。この炭素結合が非常に強いため、細胞破壊等も非常に難しい。

活性酸素はこの炭素結合を破壊する事が出来る。

ZEROSONICより処理された有機物は、炭素と結合した微粒となる。

有機物(タンパク質や脂質)は、炭素や水素、酸素といった原子が結合することで作られる。

活性酸素はその結合(炭素結合)を分解する働きがある。

有機結合のC-CとC-Hを比較すると、結合エネルギーはC-Hの結合力が強く最も強い結合である。

常温の活性酸素のエネルギーでC-C結合は切断できるが、C-H結合は切断できない。

 

C-C(344kJmol-1) < 活性酸素種 < C-H(415kJmol-1)

原子結合のエネルギー(kJmol-1)


結合

結合エネルギー
C-C 344
C-O 350
C-H 415

活性酸素は常温の環境下では動・植物の細胞壁(膜)を分解が可能なエネルギーを有する。しかしながら、活性酸素は常温で細胞壁を分解するが消滅までには至らない。そこに熱を加え、熱エネルギーを与えられた分子が活発に動き回るようになり、自然に分子間の距離が大きくなります。すると分子間に働いていた相互作用は小さくなり、結合力が弱くなります。すると活性酸素でも分解が可能になる。

この結果、すべてのC-H、C-Cを分解してガス化し、最後に強化剤等で混合されていたセラミック(無機物)のみが残る。また、炭素から水素を引き抜く分解反応は発熱反応で、200℃前後の熱が発生。引き抜かれた水素原子は酸素原子と結合しOHラジカルになり、隣接するC-H結合から水素を引き抜き、この反応が幾何級数的に起こることで、固体有機物は分解・消滅(ガス化)する。固体有機物が分解されることで多量の熱が発生し、常にセラミックに熱が維持されることで、新たなエネルギーの供給は必要ないので低エネルギーで分解処理が可能になる。

 

ZEROSONIC(個体有機物熱時期分解装置)のメリット


■低コスト イニシャル・ランニングコスト共に非常に小さい

■ランニングコスト 分解は発熱反応なので処理装置エネルギー使用は、AOS(活性酸素発生装置の80w×2台のみ)

■ダイオキシン類 国内基準以下

■メンテナンス 増加セラミックの排出。メーカー定期メンテナンスあり

■環境負荷 CO2削減、地球温暖化防止

ZEROSONICの仕様


装置型式

Pola-1.0

Pola-3.0
外形寸法(㎜) Φ1000×1300(投入BOX含む) Φ1500×2300(投入BOX含む)
処理容量 1㎥ 3㎥
フレーム材質 鉄板(steel)
処理部材質 鉄板(steel)
排ガス処理装置   電気ヒーター