排水中の重金属処理とは?

 


 工場排水中に含まれる重金属には、六価クロム・ヒ素・フッ素・鉛・銅・鉄など毒性が強いものが多く、それらは微量であっても繰り返し摂取すると体内に蓄積されて中毒症状を起こします。そのため環境基本法では、有害物質と指定された重金属については、厳しい排水基準が適用されています。重金属は一般にアルカリ沈殿法、共沈法、硫化物法などの凝集沈殿法で処理されますが、最近は排水基準が厳しくなってきたため、低濃度排水基準に対応した処理が求められています。

 今までの処理方法では低濃度の重金属処理は非常に難しいため、フッ素、ヒ素、アンチモン等の処理で、簡易に低価格で処理が出来る、WEFの「TERRAST・テラスト処理」の需要が増えています。