油含有排水は排水処理の中でも処理が厄介なものの一つです。製油工場の排水は、多くは通常の活性汚泥法では処理が出来ないため、凝集剤、凝集助剤を利用した加圧浮上分離処理がおこなわれています。また、その後に活性汚泥法で処理をおこなう場合もあります。
加圧浮上分離処理の問題は、凝集剤等の薬剤費、分離した油分の処理費等のランニングコストがかかる点です。
WEFが開発しました「SBC-Pro」は、ウルトラファインバブル(UFB)+固定式担持体+特殊回流器を組み合わせたもので、UFBの微細酸素で大量の微生物を発生させて含有有機物を処理し、その後余剰汚泥の原因となる好気性菌を担持体の嫌気性菌が分解することで、余剰汚泥の発生を削減します。