湖沼のCODが上っているそうですが、処理が出来ていないのですか?(難分解性有機物問題とは)


 湖沼の環境基準の達成率が向上しない原因の. 一つとして,最近,難分解性溶存有機物の存在が. 指摘されています。琵琶湖をはじめ霞ヶ浦,印旛沼、十和田湖など日本を代表する湖沼で難分解性溶存有機物の漸増現象が認められています。難分解性有機物とは、その名の通り、微生物によって分解することが難しい有機物です。

 微生物が分解できないものが、我々の体にとって良い訳がありません。湖沼の水は飲料水として取水されていることを考えると、難分解性有機物の低減を早急に実現させる必要があります。