難分解性有機物の処理技術がWEFにありますか?

 


 WEFでは活性酸素による処理方法の開発に取り組んでいます。

 WEFが有機物分解装置「α-Gaia」で使用している活性酸素発生装置「AOS」では、水中でOHラジカルを発生させるのは難しく、新たな方法の開発を進めていました。

 最近開発しました処理方法は、水中対応用の「AOS」に少しオゾンを加えることで、オゾンをイオン化させます。イオン化されたオゾンに水が接触しますと瞬時にOHラジカルが生成されます。この装置の名称は「α-GaiaⅡ」です。

 この処理はオゾンでの処理の2~3倍の処理能力があります。処理装置はコンパクトで、ランニングコストも低く、すでにオゾン処理装置がある場合は、そこに「α-GaiaⅡ」を設置するだけで、処理能力3倍近く、またはランニングコストを1/3近くに削減できます。