今後活性酸素利用でどのような展開を目指していますか? 


 当社は名称の通り、W(Water)、E(Energy)、F(Food)の地産地消技術開発し、分散型持続可能な地域社会構築を目標にしています。当面のターゲットは、廃棄物を多量に出している工場、農業です。

 例えば、工場の排水処理場で多量に発生する余剰汚泥を、活性酸素処理することで、21MJ/㎏という石炭の8割近くの高熱量乾燥汚泥を生成することに成功しました。

 農業では農作物残渣や刈取り雑草を低コスト・短期間で効果的な堆肥にするとともに、雑草の種の不活性化も可能にしました。

一般的には、現在多量に使用されているオゾンに置き換わって利用されるのではないかと考えています。