ニオイ・水の使用なく、ヒーターもない低エネ完全分解ゴミ処理装置を開発 ~乳酸菌酵素+触媒を組込んだ低温生物酸化減容装置「Hi-Mimosa(ミモザ)」発売~
活性酸素利用技術開発のWEF技術開発株式会社(滋賀県大津市)は、独自の酵素発酵技術に、触媒利用空気を投入することで、低温域(40~60℃)で有機物(食品残渣、汚泥、肉、油脂等)を脱臭・乾燥・分解する新しいシステム、「低温生物酸化減容装置・Hi-Mimosa(ミモザ)」を開発しました。
従来の生ゴミ処理(消滅)装置とは異なり、加熱を行わず、反応性空気と酵素分解反応を活用することで、低臭気での完全分解処理を実現します。分解残渣を水で流すこともありません。
■開発背景
食品工場、病院、介護施設、小型食品スーパー等では、・生ごみ腐敗臭、・高含水廃棄物、・保管スペース不足、・焼却不可が大きな課題となっています。
完全消滅装置と銘打った生ごみ処理装置も出ていますが、最終残渣は水で流すため排水トラブルがあり、発生するニオイも大きな問題です。
WEF技術開発株式会社では、従来より開発してきた高速生物分解技術に、反応性空気を生成する触媒を組み合わせることで、低温でニオイの発生もなく、短時間(3~6時間程度)でほぼ完全分解処理できる方式の研究開発を進めてきました。
■「Hi-Mimosa」の特徴
① 低温脱臭乾燥(40~60℃)
微生物発酵熱を利用し、ヒーターを使用せず低温乾燥を実現。
高温処理時のような急激な臭気発生を抑制します。
② ニオイ、排水ナシ
有機物(特に生ゴミ)処理の大きな問題は、ニオイと発生する水です。従来の処理装置はニオイは活性炭等で吸着させ、水は加熱ヒーターで蒸発させていました。Hi-Mimosaは脱臭装置・ヒーター無く、これらの問題が発生しません。また、消滅装置と称する処理装置のほとんどが、ガス化まで処理できず、残った残渣を水で流していました。Hi-Mimosaは超高速固相バイオ酸化反応器で、水で流す必要がありません。
③ 触媒による臭気吸着・空気活性化
触媒(RHS)へ通気することで、、酸素界面制御による好気環境維持を図ります。
また炉内空気を循環させることで、アンモニア(NH₃)、VOC、有機臭気成分を吸着し、循環空気を低臭気化するとともに、乾燥外気投入によるろ床乾燥を防ぎます。
④生物酸化による減容
独自酵素により、野菜残渣、食品残渣、下水汚泥、有機性廃棄物を高速分解し、水分蒸散と組み合わせることで、大幅な重量減少を実現します。
■装置構成
本システムは、
・発酵床(おが粉+酵素+RHS(触媒))
・RHS-Air循環系
・低速撹拌発酵槽
から構成されます。
■処理試験(余剰汚泥連続処理試験)
■処理試験(たまねぎ処理試験) 5時間(ろ床の増加無し)
■「Hi-Mimosa」ラインアップ
■「Hi-Mimosa」


■期待用途
- 病院
- 介護施設
- 老健施設
- 小型食品スーパー
- 食品工場
- 災害仮設施設
- 動植物残渣処理施設
- 排水処理余剰汚泥処理
家庭用 Hi-Mimosa 開発中
また、日本はじめ世界各国では、ごみの分別収集が進むと、焼却炉に投入するごみの多くが含水率の高い生ごみとなり、焼却が難しく、多くの化石燃料を使わざるを得ない状況です。
そこで当社はこの問題を根本から解決すべく「Hi-Mimosa」の家庭版の開発に取組んでいます。
「Hi-Mimosa」は酵素入りおが粉を撹拌するだけで、ニオイ・水の排出が無く、完全分解しますので、家庭のどこにでも設置して、生ゴミ処理が可能になります。
家庭から生ごみが出てこなければ、自治体のゴミ問題は大きく削減すると思われます。そういう意味ではこの装置が発売されれば、自治体も、きっと十分なサポートをしてくれると思われます。
社会の課題解決に資するためにも、早急に販売できるよう努めます。







